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Jan 10, 2024

GM、米国政府向け人工呼吸器の生産を開始

デビッド・シェパードソン著

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[ロイター] - ゼネラル・モーターズは火曜日、新型コロナウイルスの重症患者の治療に必要な量の人工呼吸器の生産を開始し、今月中に医療機器の最初のバッチを米国政府に納入すると発表した。

米国保健福祉省(HHS)は、米国戦略的国家備蓄として2020年末までに13万7,000台の人工呼吸器を生産する総額26億ドル近くの9件の契約を締結した。その中には、年末までに3万台の人工呼吸器を製造する4億8,940万ドル相当のGMとの契約も含まれる。ドナルド・トランプ大統領が国防生産法を発動した後の8月。

HHSがここ数日発表したその他の契約には、オランダの医療技術会社フィリップスとの6億4,670万ドルの契約や、ゼネラル・エレクトリック社、ヒルロム・ホールディングス社、メドトロニック社、レスメッド社、バイエール・メディカル社、ハミルトン・メディカルAG社、ゾール・メディカル社との契約などが含まれる。

ハミルトンは14,115台の人工呼吸器に対して5億5,200万ドルの契約を受け取り、一方、ヴィエールは6月29日までに生産される2万2,000台の人工呼吸器に対して4億790万ドルの契約を受け取り、ゾルは1万8,900台の人工呼吸器に対して3億5,010万ドルの契約を受け取るとHHSが月曜日に発表した。

保健省のアレックス・アザー長官は声明で、今回の契約は「パンデミックの進展に合わせて対応能力が高まることを意味する」と述べた。

GMは人工呼吸器会社ベンテック・ライフ・システムズと協力して医療機器の生産を進めており、4月には600台以上の人工呼吸器を出荷する予定だと述べた。

6月末までに注文の半分近くが埋まり、8月末までに全ての注文が埋まる見通しだと付け加えた。 人工呼吸器はインディアナ州ココモの工場で生産される。

ホワイトハウス顧問のピーター・ナバロ氏は、「これらの救命用人工呼吸器は、かつての第二次世界大戦での戦車のような速さでGMの組立ラインから出荷されるため、急速に配備されるだろう」と述べた。

GM株は横ばいで取引を終えた。 新型コロナウイルス関連のロックダウン(都市封鎖)が自動車販売の重しとなり、株価は年初から37%以上下落した。

ワシントンのデビッド・シェパードソンとバンガロールのアンキット・アジメラによる報告。 編集:アディティア・ソーニとピーター・クーニー

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