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Jan 10, 2024

テスラ、中国への納入を開始すると発表

ロイタースタッフより

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[上海(ロイター)] - テスラ社は、1月7日に上海工場でのイベントで初の中国製モデル3セダンを一般公開する予定であると同社の代表者が木曜日ロイターに語った。

上海工場は、世界最大の自動車市場での存在感を高め、米中貿易戦争の影響を最小限に抑えるというシリコンバレーの自動車メーカーの計画の一環である。

この車を購入したテスラの従業員15人は、10月に最初の中国製車が工場の生産ラインから出荷された後、月曜日に最初に納車を受けた。

納入は、テスラの米国外唯一の工場の建設が始まってから1年後に行われる。 10月に生産を開始し、モデルYがラインナップに追加されれば年間25万台を目標としている。

カナコード・ジェニュイティのアナリスト、ジェド・ドーシャイマー氏は顧客向けノートで「モデル3が現地の補助金をそのままにテスラの中国製造施設から出荷するにあたり、同社は米国拠点から世界的に重点を移す必要があると考えている」と述べた。

ドーシャイマー氏は、テスラの目標株価をウォール街で2番目に高い515ドルに引き上げ、2020年には中国が同社にとって重要な市場になると述べた。

モデル3の価格は補助金前で35万5800元(5万ドル)。 テスラは以前、1月25日に始まる旧正月前に納車を開始したいと述べていた。

テスラの中国ゼネラルマネージャー、ワン・ハオ氏は、同社は1月にモデル3の納入を増やす計画だと述べた。

テスラ幹部らはまた、同工場では週1,000台、つまり1日あたり約280台の生産目標を達成しており、中国製セダンの売り上げはこれまでのところ「非常に好調」であると記者団に語った。

ハオ氏は、同社が2020年に中国のサービスセンターと急速充電ステーションの数を倍増させると述べていた。

数日以内に第4四半期の納車台数が発表される予定のテスラ株は、市場前の取引で1.1%上昇し422.88ドルとなった。

先週435.31ドルの過去最高値を付けた同株は、最新四半期で稀にみる利益を計上したことや中国経済の景気拡大のニュースを背景にここ数カ月好調だった。

Yilei Sun と Brenda Goh によるレポート、Amal S による追加レポート。 編集:カーステン・ドノヴァンとアニル・ディシルバ

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